OMソーラーの効果

暖房効果

OMの暖かさの特長

人は、寒さを感じると、頭や、心臓や内臓などの胴体を一定の温度に保とうという作用が働きます。手のひらや足の裏は、それをいち早く察知するセンサーの役割をもっています。だから、冷えた床面に接していると、体の芯(しん)まで凍えてきます。焚き火や暖炉に自然と手をあてるのも、脳に「暖かい」という信号を送る手の温度センサーが働いているからです。また、東洋医学では、「足の裏には、第二の心臓がある」といわれています。足の裏には、いっぱいツボ(センサー)があって、ここを揉むと内臓や身体全体に反応が起こります。 OMソーラーの第一の効能は、下から温めることができる点です。そしてそれは過激な暖房ではなく、低温暖房です。裸足になって床のぬくもりに接していると、身体全体の血液の循環がよくなっていくことがわかります。

頭寒足熱足もとがスースーしない。床と天井との温度差が少なく部屋全体が均一に暖かい。
全館暖房台所も廊下もトイレも脱衣所も家全体が暖かい。高齢者の方にもやさしい、熱のバリアフリーを実現します。
間接暖房エアコンやストーブなどの直接暖房とちがって、そばにいる人だけが熱くなることもありません。
低温暖房家の中に寒い暑いがなく、足もとが暖かいから約18゚Cくらいの低い温度設定でも暖かく感じるのです。
換気暖房新鮮な空気を暖めて採り込むので、換気効果があります。部屋の空気がゆっくり動いているので、よどみません。
終日暖房日中ある程度の暖かさを保ちます。例えば冬の朝、台所に立っても床が冷たくありません。

厳寒地・北海道釧路での実験が示す事実

14回PLEA国際会議のインフォメーションセンターに、OMソーラーが取り入れられました。そこでは、外は-6゚C、太陽の力だけで+17゚Cの室温を実現しました。
釧路市は、北海道東部にある都市で、1月の平均気温は-6゚C。夏でも17゚C前後にしか達しないという厳寒の地です。PLEA’97釧路国際会議・インフォメーションセンターは、センターとしての本来の機能を果たしつつ、釧路のような気候条件下において太陽エネルギー利用がどこまで有効であるかを探る、実験ハウスとして建てられました。
会議開催2日目、午前7時から翌日午前6時までの外気温は一日中0℃を割り、平均-4.2゚C。室内は、OMソーラーの働きにより、室温は最高26゚C、最低15.9度を記録しました。

省エネ効果

CO2とエネルギー消費を削減

OMソーラーは、エネルギー消費量を抑え、CO2(二酸化炭素)の排出量を削減 *1 することができます。
OMソーラーは、夏に冬のように低い温度を求めたり、冬に薄着でいられるような温度を得る暖房ではなく、夏は夏らしく、冬は冬らしく過ごしながら、健康的で心地よい暮らしを実現しようという技術です。そしてその最大の特徴は、太陽エネルギーという無限でクリーンで平等なエネルギーを用いるという点にあります。
もともと住宅が必要とする至適温度 *2 はそれほど高いものではありません。冬の室温は18~20゚C程度に保たれていればよく、冷房は外気温から5゚C程度低ければ快適に過ごせます。この低レベルといってよい温度調整に、石油や電気など、高度なエネルギーを惜しげもなく消費していることが問題です。OMソーラーは、太陽エネルギーで相当までやれるということを、事実を持って証明しています。

*1 CO2排出量削減…人間が石油エネルギーなどを使ったために排出される二酸化炭素(CO2)が、森林や海が吸収する量を超えて大気中に蓄積された結果、地球の温暖化が急速に進行しています。さまざまな環境問題は互いに密接に関係していますが、中でも地球の温暖化は最も深刻な問題と言えるでしょう。このままでは、地球全体の平均気温が上昇し、それによる海面上昇や異常気象など深刻な事態が起こることが予測されています。「温室効果ガス」の1つであるCO2の排出を抑える取り組みが、全世界で求められています。

*2 至適温度…生活や作業のために最も適切な環境温度。

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